出産の報告と出産祝いのお返しの仕方

出産の報告の方法と注意点

無事出産できたら親族はもちろん、親戚や友人や職場の人などお世話になっている人に報告したいものです。出産直後は疲れているため、親・兄弟・祖父母などだけでよいでしょう。親戚や親友などの親しい人への連絡はすぐにしてもよいですが、疲れている場合は退院後に連絡しても構いません。親戚への連絡を早くしたい場合は、親に連絡してもらうのも一つの方法です。その後、親戚が近所の場合は赤ちゃんの顔を見せに訪問してもいいですし、遠方の場合はお盆や正月などのタイミングで赤ちゃんをお披露目するのもよいでしょう。友人には、赤ちゃんの写真を添付して報告すると喜ばれます。しかし、妊娠を知らせていなかった友人や会う機会がほとんどなくなってしまった目上の方に出産後すぐに報告すると、お祝いの催促をしているように勘違いされる恐れがあるため、報告する相手には注意が必要です。

出産祝いのお返しの仕方

出産祝いのお返しは、お祝いをいただいてから1か月以内が目安です。金額は、いただいたお祝いの2分の1程度の額がよいですが、手作りのものなど金額がわからないときは相手の関係性なども考慮して決めましょう。他の人から貰ったお祝いの平均の金額を参考にするのも一つの方法です。内祝いはお祝いのお裾分けという意味合いがあるため、以前は紅白まんじゅうのような縁起物を贈っていましたが、最近では実用的なタオルや調味料などが好まれる傾向にあります。その中でも、普段自分では買わないようなハイクオリティな商品が人気なため、ホテルで使用されているようなタオルや料理の格を上げる高級な調味料などが喜ばれるでしょう。直接会って手渡しできれば感謝の気持ちが伝わりますが、出産して赤ちゃんも小さい中、みんなと都合を合わせることは難しいです。感謝の気持ちを込めた手紙を添えて郵送しても気持ちを伝えることができるでしょう。